2011/03/19
Mini Rodiniの”猫トレーナー”が可愛い!
スウェーデンの子供服ブランドMini Rodiniの猫トレーナーなんですが、この黒猫、可愛くありませんか?。Mini Rodiniはポップな色使いとパンクなデザインで、北欧ヨーロッパで人気の子供服ブランドらしいです。この猫からはパンクな印象は伝わってきませんが、妙に気をひくキャラクターですね。猫T-シャツもあるんですが、その写真がモデルの女の子を含め全体が強力にカッコイイですよねぇ。アート写真っぽいかも。
米軍 ”オペレーション トモダチ” の写真
太平洋(2011年3月13日)その家は太平洋に流れ出てきたと見られている。我々はロナルドレーガンの船舶と航空機で、仙台付近の沿岸海域で生存者を捜している。
Mass Communication Specialist 3rd Class Dylan McCord(超意訳)
[via boingboing]
米軍が遂行中の”オペレーション トモダチ”の写真が公開されています。
縞々な不思議の国-ダニエル・ビュレンフ-
フランスのアーティスト、ダニエル・ビュレンフの作品。見てると不思議な感覚になりますよね。正面の縞々は壁に描いたのか、それとも鏡で背後が映し出されているのか…。現実と虚構の区別が曖昧になる感覚ですかね。ちなみに縞々は必ず8.7センチだそうです。その数字に何か意味があるのでしょか? オフィシャルサイト http://www.danielburen.com/
[via Aktuell]
以外と本格的な”原発シュミレーション”ゲーム
Nuclear power plant simulator game |
原発シュミレーションゲームです。派手な要素は無いのですが(娯楽目的じゃないからね)、プラントの理解をするには良いかもしれませんね。Nuclear power plant simulator gameでブラウザ上から楽しめます。
概要説明 |
ネパールで日本への祈り
木曜、カドマンズ。朝の祈りで僧侶が花を入れたボールを水で満たし、日本の地震、津波被災者の為に祈りました。祈りには多数の仏教徒が集まりました。
[via THE WALL STREET JOURNAL]
2011/03/18
衝撃!大柄の男性が女性を殴り飛ばす!?(動画)
なにやら、男女がもめています。どちもヒートアップしてますが、男性が思ったほど騒がないので不気味ですが、大柄な男性が思いっきり殴ったら女性はひとたまりもなく吹き飛ばされてしまうでしょう。しばらくすると男性は右の腕を大きく振りかぶって…
海外ニュースサイト動向 3月18日
昨日は原発の放射線量が上がったり、自衛隊へりの空中からの散水、大規模停電の恐れ等、目まぐるしく自体が動きましたが、今日は、表向きは至って静かな感じがします。海外のニュースサイトも昨日の慌てぶりから一転して静かな状況です。昨日までは、ほとんどのサイトが日本の地震、原発危機をトップに掲載していましたが、いくつかのサイトは違うニューズに取って変わっています。リビア関連ニュースを大きく報じているのが印象的です。GIZMODEでとりあげていますが、福島第1、4号機の使用済燃料プールの水が有る無いで騒いだ結果、プールに水が張ってある写真が公開され騒ぎ収まりましたが、これが変化の潮目であるように個人的に感じています。
海外拡散中!-うんち・おならで例える原発解説 -(動画)
メディアアーティストの八谷和彦さんが作ったアニメ”Nuclear Boy”は子供達に今の原発危機を解説するために作られた。”NuclearBoy”はトラブルを起こした福島原発、そして”お腹が痛い”のはメルトダウンノの危機に準えている。風変わりだが真剣に子供達に説明しようとしている。(超意訳)
楽しくて分かりやすいです。Fansub付ですので海外でガンガン拡散してほしいですね。ちなみに元記事にちょっと誤認があるのですが…
2011/03/17
重さ100キロ、輪ゴムで出来たボール
Me and my 230-pound rubber band ball |
重さ230ポンド、およそ104キロの巨大な輪ゴムで出来たボールとその作者。「おぉ、凄いねぇ」と作者は言って欲しいのでしょうが、「で、何でまたそんなの作ったの?」って感じでしょうか…。普通の輪ゴムでボールと作った事あるので、これだけ丸くするのは大変だと分かるんですが…。それより、「家の中にアーケードマシンがあるよ!すげぇ!」と背後に写っている物に興味が行ってしまいます。
[via reddit]
イギリスの救援チームは帰国。原因は書類
イギリスBBCによるとイギリスの国際救助隊(IRC)は帰国した模様。理由はハッキリしないが日本政府の問題ではなく、イギリス内部のようです。IRCとイギリス政府の見解が分かれています。以下は超意訳、超要約
IRC曰く
- IRCは帰国した。選択余地は無かった。
- ロンドンの日本大使館および東京の当局からは支援と許可があった。
- 東京のイギリス大使館からIRCが”正式な救援隊”である証明書を得ることが出来なかった。
- IRCは日本国内の活動にあたり燃料の入手が必須で、それには証明書が必要だった。
- 今まで32回 の活動のうち、問題があったのは中国とアフガニスタンの2回だけだ。
- 我々は3月16日早朝に(たぶん英国の)外務省に活動支援の手紙を送り、その後も電話で要請している。
- 事実ではない。
- 他の原因を大使館のせいにしただけである。
- 日本政府がチームに物流、移動、コミュニケーションのサポートを提供を出来なかったからだ。
それに対してIRCのチームリーダーのレイグレーは
”我々は長く活動をしている。日本からの許可あり、コミュニケーション、輸送手段も持っていて完全に自給自足できる。国連にも登録されている。必要だったのはA4の紙一枚だった”
と語っています。帰国の理由はハッキリしない状況ですが、少なくとも日本側の問題ではないような雰囲気かな。帰国したのは残念ですが、救援に駆けつけ、活動した事に感謝ですね。
[via BBC]
福島原発の放射性物質がカルフォルニアに到達する予測
ガーディアン経由で(現地時間3月16日)
まぁ、”地球は一つ、人類みな兄弟” なわけで、何かが起これは何らかの形で全世界に波及していくのは当然かもしれません。またこれに関連して
といったこともあり、”放射線の健康への影響”を詳しく解説するサイトもありますが、一般に浸透するは時間が掛かるでしょう。
[via guardian.co.uk]
国連期間の予測では、福島原発での放射性物質は金曜にカルフォルニアに到達する可能性があるかもしれない。ニューヨークタイムスのレポートで
またレポートにより”アメリカ国内でこの放射性物質が及ぼす健康への影響は極度に低い” 事を明らかにしている。(超意訳)ニューヨークタイムスが得た情報によれは、予測は水曜には加盟各国に届けられたが、一般公表は控えられた。
どのような経緯で予測が作成されたかに付いて、国連機関の専門家は ”それは単純に指摘です。我々は全世界を相手にしている。我々が知る必要のある何かが起これば、それを取り上げるだけす”
まぁ、”地球は一つ、人類みな兄弟” なわけで、何かが起これは何らかの形で全世界に波及していくのは当然かもしれません。またこれに関連して
放射性物質のカルフォルニア到達の可能性を受け、アメリカ国内でヨウ素材の販売増加が見込まれる。しかし、Nuclear Fissionaryのtwitterポストで
と警告しています。(超意訳)”ヨウ化カリウム剤は対放射線剤ではない。アメリカ人は健康に悪影響を与えるだけなので飲んではいけない”
といったこともあり、”放射線の健康への影響”を詳しく解説するサイトもありますが、一般に浸透するは時間が掛かるでしょう。
[via guardian.co.uk]
校長から立教新座高校3年生へメッセージ
力強く、心のこもったお話なので全文を引用します。
[via 立教新座中学・高等学校]
卒業式を中止した立教新座高校3年生諸君へ。(校長メッセージ)
諸君らの研鑽の結果が、卒業の時を迎えた。その努力に、本校教職員を代表して心より祝意を述べる。 また、今日までの諸君らを支えてくれた多くの人々に、生徒諸君とともに感謝を申し上げる。
とりわけ、強く、大きく、本校の教育を支えてくれた保護者の皆さんに、祝意を申し上げるとともに、心からの御礼を申し上げたい。
未来に向かう晴れやかなこの時に、諸君に向かって小さなメッセージを残しておきたい。
このメッセージに、2週間前、「時に海を見よ」題し、配布予定の学校便りにも掲載した。その時私の脳裏に浮かんだ海は、真っ青な大海原であった。しかし、今、私の目に浮かぶのは、津波になって荒れ狂い、濁流と化し、数多の人命を奪い、憎んでも憎みきれない憎悪と嫌悪の海である。これから述べることは、あまりに甘く現実と離れた浪漫的まやかしに思えるかもしれない。私は躊躇した。しかし、私は今繰り広げられる悲惨な現実を前にして、どうしても以下のことを述べておきたいと思う。私はこのささやかなメッセージを続けることにした。
諸君らのほとんどは、大学に進学する。大学で学ぶとは、又、大学の場にあって、諸君がその時を得るということはいかなることか。大学に行くことは、他の道を行くことといかなる相違があるのか。大学での青春とは、如何なることなのか。
大学に行くことは学ぶためであるという。そうか。学ぶことは一生のことである。いかなる状況にあっても、学ぶことに終わりはない。一生涯辞書を引き続けろ。新たなる知識を常に学べ。知ることに終わりはなく、知識に不動なるものはない。
大学だけが学ぶところではない。日本では、大学進学率は極めて高い水準にあるかもしれない。しかし、地球全体の視野で考えるならば、大学に行くものはまだ少数である。大学は、学ぶために行くと広言することの背後には、学ぶことに特権意識を持つ者の驕りがあるといってもいい。
多くの友人を得るために、大学に行くと云う者がいる。そうか。友人を得るためなら、このまま社会人になることのほうが近道かもしれない。どの社会にあろうとも、よき友人はできる。大学で得る友人が、すぐれたものであるなどといった保証はどこにもない。そんな思い上がりは捨てるべきだ。
楽しむために大学に行くという者がいる。エンジョイするために大学に行くと高言する者がいる。これほど鼻持ちならない言葉もない。ふざけるな。今この現実の前に真摯であれ。
君らを待つ大学での時間とは、いかなる時間なのか。
学ぶことでも、友人を得ることでも、楽しむためでもないとしたら、何のために大学に行くのか。
誤解を恐れずに、あえて、象徴的に云おう。
大学に行くとは、「海を見る自由」を得るためなのではないか。
言葉を変えるならば、「立ち止まる自由」を得るためでなないかと思う。現実を直視する自由だと言い換えてもいい。
中学・高校時代。君らに時間を制御する自由はなかった。遅刻・欠席は学校という名の下で管理された。又、それは保護者の下で管理されていた。諸君は管理されていたのだ。
大学を出て、就職したとしても、その構図は変わりない。無断欠席など、会社で許されるはずがない。高校時代も、又会社に勤めても時間を管理するのは、自分ではなく他者なのだ。それは、家庭を持っても変わらない。愛する人を持っても、それは変わらない。愛する人は、愛している人の時間を管理する。
大学という青春の時間は、時間を自分が管理できる煌めきの時なのだ。
池袋行きの電車に乗ったとしよう。諸君の脳裏に波の音が聞こえた時、君は途中下車して海に行けるのだ。高校時代、そんなことは許されていない。働いてもそんなことは出来ない。家庭を持ってもそんなことは出来ない。
「今日ひとりで海を見てきたよ。」
そんなことを私は妻や子供の前で言えない。大学での友人ならば、黙って頷いてくれるに違いない。
悲惨な現実を前にしても云おう。波の音は、さざ波のような調べでないかもしれない。荒れ狂う鉛色の波の音かもしれない。
時に、孤独を直視せよ。海原の前に一人立て。自分の夢が何であるか。海に向かって問え。青春とは、孤独を直視することなのだ。直視の自由を得ることなのだ。大学に行くということの豊潤さを、自由の時に変えるのだ。自己が管理する時間を、ダイナミックに手中におさめよ。流れに任せて、時間の空費にうつつを抜かすな。
いかなる困難に出会おうとも、自己を直視すること以外に道はない。
いかに悲しみの涙の淵に沈もうとも、それを直視することの他に我々にすべはない。
海を見つめ。大海に出よ。嵐にたけり狂っていても海に出よ。
真っ正直に生きよ。くそまじめな男になれ。一途な男になれ。貧しさを恐れるな。男たちよ。船出の時が来たのだ。思い出に沈殿するな。未来に向かえ。別れのカウントダウンが始まった。忘れようとしても忘れえぬであろう大震災の時のこの卒業の時を忘れるな。
鎮魂の黒き喪章を胸に、今は真っ白の帆を上げる時なのだ。愛される存在から愛する存在に変われ。愛に受け身はない。
教職員一同とともに、諸君等のために真理への船出に高らかに銅鑼を鳴らそう。
「真理はあなたたちを自由にする」(Η ΑΛΗΘΕΙΑ ΕΛΕΥΘΕΡΩΣΕΙ ΥΜΑΣ ヘー アレーテイア エレウテローセイ ヒュマース)・ヨハネによる福音書8:32
一言付言する。
歴史上かってない惨状が今も日本列島の多くの地域に存在する。あまりに痛ましい状況である。祝意を避けるべきではないかという意見もあろう。だが私は、今この時だからこそ、諸君を未来に送り出したいとも思う。惨状を目の当たりにして、私は思う。自然とは何か。自然との共存とは何か。文明の進歩とは何か。原子力発電所の事故には、科学の進歩とは、何かを痛烈に思う。原子力発電所の危険が叫ばれたとき、私がいかなる行動をしたか、悔恨の思いも浮かぶ。救援隊も続々被災地に行っている。いち早く、中国・韓国の隣人がやってきた。アメリカ軍は三陸沖に空母を派遣し、ヘリポートの基地を提供し、ロシアは天然ガスの供給を提示した。窮状を抱えたニュージーランドからも支援が来た。世界の各国から多くの救援が来ている。地球人とはなにか。地球上に共に生きるということは何か。そのことを考える。
泥の海から、救い出された赤子を抱き、立ち尽くす母の姿があった。行方不明の母を呼び、泣き叫ぶ少女の姿がテレビに映る。家族のために生きようとしたと語る父の姿もテレビにあった。今この時こそ親子の絆とは何か。命とは何かを直視して問うべきなのだ。
今ここで高校を卒業できることの重みを深く共に考えよう。そして、被災地にあって、命そのものに対峙して、生きることに懸命の力を振り絞る友人たちのために、声を上げよう。共に共にいまここに私たちがいることを。
被災された多くの方々に心からの哀悼の意を表するととともに、この悲しみを胸に我々は新たなる旅立ちを誓っていきたい。
巣立ちゆく立教の若き健児よ。日本復興の先兵となれ。
本校校舎玄関前に、震災にあった人々へのための義捐金の箱を設けた。(3月31日10時からに予定されているチャペルでの卒業礼拝でも献金をお願いする)
被災者の人々への援助をお願いしたい。もとより、ささやかな一助足らんとするものであるが、悲しみを希望に変える今日という日を忘れぬためである。卒業生一同として、被災地に送らせていただきたい。
梅花春雨に涙す2011年弥生15日。
立教新座中学・高等学校
校長 渡辺憲司
[via 立教新座中学・高等学校]
”退避”に関する海外メディアの記事
ここに来て在留外国人の”退避”についての国内メディア報道が出ています。指示を出した国の”退避”に関する記事を見てみました。
もとより”退避”に記事は、それほど多くありません。比較的にBBCの記事がボリュームがあるので見てみます。以下は内容を超意訳で超抜粋したものですが
- 英国外務省は英国民に東京および東北地域から退避検討をアドバイス
- 理由をとしては福島原発と食用及び燃料の不足
- 命令ではない
- 英国民の移動による、交通機関への混雑が予想される
- 放射線について英国の科学的知見に照らし合わせれば、原発より30Km離れれば健康に害は及ばない
- 放射線の影響が健康問題なるなら、もっと強い勧告を行う
- もとよりトラベルインフォはネガティブだ、用がないなら行くな
- フランスは東京からの避難のためのチャーター機を送っている
- アメリカは軍の支援なかれば、原発から80Km内は退避若しくはシェルターを探せ
- オーストラリアは東京と被害を受けた地域からの退避を勧めている
と言った事が記事の骨子だと思います。この記事から読み取れることは、放射線被害が退避検討のメイン理由ではないらしいし、各国とも避難を勧めているが対応に温度差がある、です。まぁ、これだけ地震と津波の被害を受け、原発に問題を抱える国から退避を勧めない政府はないでしょう。
今朝の朝日新聞Webをみると ”在日英市民「東京などから退避検討を」英外務省” とか ”米国民へ原発80キロ圏内から退避勧告 米大使館” のような見出しがトップにあるので ”原発の放射線がヤバイのか?” と思ってしまいますが、退避の判断は総合的で必然的判断なのかと感じました。
2011/03/16
地震の前後比較写真 by ABCNews
常に後方確認は必要です。でもこれは悪意が感じられる・・・
やっぱりバックする時は後ろを見ないと。でも、やけに派手に潰れてません? バックしてガリってやって気付かないのかな。もしや気に入らないヤツの車っだったりして。おぬしも悪いヤツよのう。
[via failblog]
”枝野!寝ろ”、海外でも取り上げられる
[via boingboing]
官房長官はその後15日夜に公邸に戻って休養を取っています。被災者はもちろん相当な苦労をしていると思いますが、政府関係者、救援に当たっている消防、自衛隊、ボランティア、各国の救援隊、その他さまざまな人たちも、必要な時には休養を取ってくださいね。
ところで白髪で有名になったNHK登坂アナウンサーが、災害報道テレビに出てますね。北海道に転機と聞いていましたが、戻られたのでしょうか。必要なときは休養を。
援助の心得
”キリスト系慈善団体にお金を送ってはならない。被災者に必要なの物は食料と毛布であり、聖書と原理主義的プロパガンダではない。”
確かに当たっているような。もちろん、キリスト系慈善団体全てが原理主義的では決してない。必要な支援を行う団体を見極めろってことだね。
[via JapanPhotos]
国連原子力機関の天野氏の話。ロイターから
ロイターの記事から(3月15日 3:57pm 現地時間)
と言っていると思う。元の記事をざっと見回すとネガティブな印象を受けるが、よく読んでみると「よくわからん」と言っている。福島の現場は状況の把握と対処で手がいっぱいだろう。任せるしかないね。環境モニタリング専門家チームを送るってのは有効なことのようにおもう。
以下は内容(超要約、超抜粋)火曜、国際原子力機関の天野氏は”多分コアが破損しているだろうが今後どような事態になるかを予測するのは難しい”と語った。
- 日本からの詳細な情報を求めている。問題は複雑で情報が不足している。全体の状況を把握できていない。日本メディアは政府が事態を把握できず、東電が十分な情報を提供していない事を批判している。コミュニケーションの改善に努めたい。
- ウィーンの国連機関が環境モニタリング専門家チームを日本に送る事を検討している。
- 福島第1、4号機の火災で建物に穴があき使用済み燃料が大気にさらされた段階で、事態は悪い方向にエスカレートしている。
- 2号機の核燃料のうち少なくとも5パーセントはダメージを受け、また格納容器も損傷していると考えている。しかし、格納容器の圧力が下がっていないので、大きな損害は無いだろう。
- 今回の危機はチェルノブイリ以来のものだ。チェルノブイリは原子炉が運転中に爆発したが、福島は地震発生時に停止している。チェルノブイリと同じ状況にはならない。と、まだ信じている。
- 状況が良くなるのか悪くなるかは、事象が込み入っていて判らない。
と言っていると思う。元の記事をざっと見回すとネガティブな印象を受けるが、よく読んでみると「よくわからん」と言っている。福島の現場は状況の把握と対処で手がいっぱいだろう。任せるしかないね。環境モニタリング専門家チームを送るってのは有効なことのようにおもう。
2011/03/15
ニューヨークタイムスが原発危機に悲観的な見方
ガーディアン経由でニューヨークタイムスのWebより
[via guardian.co.uk]
まだ冷却作業は続ける必要があるが、”作業員の健康被害を考えるとその作業の続行が難しい”と言っていると。
政府と東京電力の公式発表からすると、爆発で格納容器にダメージを受け、制御が出来ない原子炉と火災を起こし原子炉が大気中に大量の放射性物質を撒き散らし事により、日本の原発危機は火曜日に大きな惨事に向かっている。
当初、第1原発に起こる問題は、政府と東電幹部の”一貫性の無い情報と説明”だった。
しかし政府に近い東電幹部は、当局が第1原発の一連の出来事の状況コントロールを失いかけていると示唆し、また4号機の火災で放射性物質が大気中に出たことで、作業員の健康被害を出さずに海水での冷却作業をすることは難しいと語った。
日本時間12:39 (超意訳、超要約)
[via guardian.co.uk]
まだ冷却作業は続ける必要があるが、”作業員の健康被害を考えるとその作業の続行が難しい”と言っていると。
海外ニュースサイト動向(3/15)
海外各サイトとも福島第1原発2号機の爆発事故を、新たに段階に入ったかもしれないと詳しく伝えています。他には、写真などを交えて被災地の状況、株式マーケットの様子も伝えています。特に株式マーケットについては昨日今日と下落している事から、日経平均ほか個別銘柄(東電、ソニー、トヨタ)の様子を交えて伝えています。また、東京都内での物資の不足状況のレポートも見られました。
| CNN | ABC | msnbc | FOX | Reuters | BBC |
| Times | Guardian | Independent | CBCNews |
| ABC.net.au | Australian | HeraldSun |
2011/03/14
地震で筑波宇宙センターが被災、NASAに引継ぎ
JAXA筑波宇宙センターが地震で被災したため、ISSの「きぼう」ユニット、HTV2の監視をNASAが引き継いだ模様。「きぼう」はISS最大の実験棟で、またHTVは無人補給機で地震の前にISSにドッキングしていた。NASAのスポークスマンによれば、筑波センターが撤退するまえに、「きぼう」内の実験の活動は停止される、との事。(以上、超意訳)
そうか、筑波の宇宙センターがやられたか。まぁ考えてみればありうる話です。筑波がこんな感じという事は、メディアであまり話題に上がりませんが茨城の状況はひどいのでは?
[via DiscoveryNews]
イギリス救助隊、到着後すぐに活動予定
イギリスの国際捜索救援隊は仙台の北160Kmの大船渡市に、国際的捜索に加わる為に向う。捜索隊は63名の消防士と2頭の捜索犬、医師で組織されている。
救助隊は昨日、チャート機で11トンの救助機材-重機と切断カッターを含む-と共に到着した。チームリーダーは ”米軍と合流して人口4万2千人の大船渡市にトラックで向かう”と語った。 ”そこでは一見しただけで数百人の不明者がおり、我々は百数十人の救助隊だ。日本の救助隊の指示を待たずに救助本部を設営する” とCNNに語った。
日本時間16:40 (超意訳、超要約)
[via guardian.co.uk]
中国さらなる救援を表明
中国の温家宝首相は記者会見で、日本に対する更なる支援の用意があることを表明。救助隊は昨日、日本に到着し、また救援物資も送っている。ロイター曰く
日本時間15:19 (超意訳、超要約)中国は領土問題、戦時中の記憶を脇におき、恐らく1万人以上に上る死傷者救援の為に捜索救助隊を送る。”この機会に人命が失われた事に哀悼の意と、日本の人々に心からの同情を表明したい”と温首相は語った。
そして ”中国もまた地震災害が起きやすく、日本人が今をどのように感じているかが良くわかる”、”四川大地震の際に日本政府は救助隊と救援物資を送ってくれた” と8万人以上が亡くなった四川地震についても言及した。
”我々は日本が援助を必要とするならば援助準備を続ける”と続けた。
[via guardian.co.uk]
米空母ロナルドレーガン、放射線を観測する。
ニューヨークタイムズ紙曰く、米空母ロナルドレーガンは日本の原発からと見られる放射性の雲を通過した。甲板の乗員が1ヵ月で受ける上限の放射線を1時間で受けた。これは乗員の誰かが被爆したことを示すことではない。(超意訳)
[via guardian.co.uk]
空母がどのあたりに展開しているかはわかりませんが、海上でも放射線が観測されたと。それ以上でもそれ以下でもないということですね。
Help Japanポスター
James White氏、”Help Japan”ポスター作ってます。Signalnoise Storeで29.99ドルで発売。
売り上げは全額、日本の救援活動に寄付されます。また慈善団体を通じての救援活動への寄付を呼びかけています。
[via signalnoise]
ガーディアン、店舗、工場の休業、停電についてレポード
共同通信のレポートとして、多くの店舗、工場が転電により休業していると伝えています。
個人的感覚ですが東京及び関東圏の物資の流通、供給が滞っている印象があります。この状況がメディア、特に海外メディアで話題になった時、新たな危機が始まる予感が。しかし、今の状況でも非常事態宣言が出されるわけでなく、社会がなんとなく回っているのが凄いと思う。津波到達でカルフォルニア州では非常事態宣言が出ている。