2011/03/21

避難区域30kmと80Kmにみる、とある1つの見解

松永和紀blogで日本学術会議副会長の唐木英明・東京大学名誉教授が日米の避難区域の違いについてのコメントを掲載している。個人的に気になったところを抜粋。

避難地域の日米の違いは政治的判断だ。しかし判断の背景には科学的な根拠があるはずだ。米国側の根拠を16日付New York Times紙が報じている。それは、1985年のチェルノブイリ原発事故と同程度の事故の想定だった。<中略> このときの避難区域は30キロだった。

福島がチェルノブイリになるのであれば避難地域が80キロでも不思議ではない。しかし、それは科学的な判断とはいえない。<中略> 同じ日に米エネルギー省は日本側の措置に問題はないとの認識を示した。(抜粋、一部中略、ボールド)
[via 松永和紀blog]

”避難区域80Kmは想定で判断していて、科学的ではない”ってのは大事なところかと。裏を返せば”日本の政府が一番確実な情報を持っている”ってことでしょう、当たり前だけど。 政府には丁寧な説明と情報の提供が求められるところですね。メディア、各種機関の皆様に置かれましても科学的であって欲しいですね。特にメディアの皆様におかれましては政府に科学的ツッコミをお願いです。

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